司法試験がCBT化へ向け検討開始
下記日経の記事によると司法試験がCBTに向けて検討を開始しているということです。
CBTはComputer Based Testingの略で、要するにパソコンでの受験のことです。
司法試験がパソコン受験化へ、4万字の手書き論文をなくせるか | 日経クロステック(xTECH) (nikkei.com)
司法試験にかぎらずほとんどすべての国家試験においてCBTにした方が良いと思います。
特に司法試験や公認会計士試験は論文式試験というものがありますけれども、それ以外の国家試験・民間試験は論文式試験がないことが多いです。
論文式試験がある司法試験ですらCBTを採用するというのであれば、他の論文式がない試験において、わざわざCBT以外の方式をとる理由はないと思います。
択一式の試験であるならばただ選択肢を選択するだけでですので採点もコンピューターで簡単にできるはずです。試験を運用する側の負担が著しく少なくなりますので試験の回数も年複数回行うなどして、一回の試験の運の要素を排除することで受験者の心理的・経済的負担もかなり少なくなるのではないでしょうか。実際、公認会計士試験は短答式試験においては、すでに十年ぐらい前から年2回行われています。
一年に一回しか受験のチャンスがなかったり、採点に時間がかかりすぎて受験日から合格発表まで三か月かかる試験があるなど今までがおかしかったわけですから、コンピューター化でこれらの問題を解決できるなら積極的にCBTを採用すべきでしょう。
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