領収書とレシートのどちらがいいか
個人事業主が取引の証憑として、領収書とレシートの どちらを保存するのがよいのかという問題があります。
なぜか世の中ではレシートよりも領収書の方が証拠力が強いのではと思われています。
しかし、実際には領収書よりもレシートの方が情報の量が多く証拠力が強いです。レシートで税務調査時にも十分証拠として認められます。
1つの理由として、履歴が残るレジから出力されるレシートと異なり、領収書は店員のさじ加減でいくらでも作ることができるからです。
他にも、例えば領収書は単に金額が書いてあるだけで明細が書いてありません。いつどこでいくら何を買ったのかが分かりにくいのです。
取引の記録を残す場合は領収書よりもレシートの方を優先しましょう。
もし1つの取引に領収書とレシートがそれぞれ1枚、合計2枚ある場合は、誤りの元になるので、1枚を捨てる必要があります。この場合捨てるのは領収書の方です(但し領収書にレシートにはない情報が記載されている場合は除きます)。
以上より、レシートは出るお店であるならば、わざわざ領収書を別途発行してもらう必要はありません。
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