IFA(独立フィナンシャルアドバイザー)に騙されるな

notice

IFAとは

IFA(Independ Financial Adviser)とは独立フィナンシャルアドバイザーのことで証券会社や、銀行などの金融機関から独立して顧客に投資アドバイスを行う業者のことである。

例えば、楽天証券やSBI証券などで取引を行っていると、どのような銘柄に投資して良いか分からない時にはIFAがアドバイスしてくれるといったサービスを利用することができます。

IFAが独立なのは形式だけ

IFAは顧客からは直接お金を取ることはありません。

しかし、それでは商売として成り立たないので、IFAはどこからお金をもらっているのでしょうか?

答えはIFAが契約している証券会社や銀行などの金融機関からです。つまり、個人のお客さんからは直接お金をとってはいないものの、証券会社や銀行が売りたい商品を売った場合にその分の手数料をIFAは、金融機関からもらうというスキームです。 結果的に、投資家が間接的に手数料をIFAに払っているということになります。表面上IFAの手数料が無料だということに騙されてはいけません。

金融機関にとっては、金融機関に手数料が入りやすい商品とそうでない商品があります。当たり前ですが、金融機関は手数料が多い商品をIFAに売ってもらいたいため、IFAはその指示に従って商品を顧客に推奨することになります。

実際に私は複数のIFAと相談をしたことがありますが、推奨してくる商品がほとんど同じでした。どの商品も皆手数料が高めの商品でした。投資信託にはたくさんの種類の商品があるのにも関わらず。推奨してくる商品が結果として同じになるということは偶然でしょうか。いや、偶然ではなく証券会社が指定しているからでしょう。

IFAの独立性は、銀行や証券会社などの金融機関の子会社ではないという意味合いであって、そういった、金融機関からお金をもらっていないという意味での独立性ではない。つまり形式的な独立性のことをいうのであり、実質的な独立性を持っているわけではないのです。

4~5年前に多くのIFAが薦めていた投資商品

今から4、5年ぐらい前に多くのIFAが推奨してた投資商品に「みのりの投信」というものがあります。この商品は当時人気の「ひふみ投信」の真似のような商品でした。しかし、その運用成績は以下の5年チャートの通り惨めなものです。青がみのりの投信で、ピンクが日経平均ですが、日経平均がプラスなのに対して、みのりの投信は5年でマイナスです。アクティブファンドなのに、日経平均にも負けるのでは意味がありません。こんな銘柄を推奨したIFAはどう責任を取ったのでしょうか。

まとめ

このように、IFAが推奨した銘柄を買った人は損をしているはずです。自称プロの推奨でもこのレベルですので、わざわざIFAのアドバイスを真剣に聞く必要はないでしょう。IFAの推奨銘柄=手数料が高い銘柄と認識し、カモにならないように注意すべきです。

関連記事

  1. panic シリコンバレー銀行破綻は第二のリーマンショックか?
  2. 日銀 円安はいつまで続くのかと税務上の注意点
  3. 米国株や外貨預金の為替差益の税金は?
  4. 円をドルに換える手数料を抑える方法
  5. 退職金課税「勤続年数関係なく一律に」検討開始
  6. ホロスホールディングス社の新規上場承認取消
  7. usa 脱ドル化と米国債
  8. no goog 外貨預金が最悪の投資商品である理由

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


著者:税理士 鈴木 康寛

マイクロクラウド会計事務所所長似顔絵

大手監査法人在籍中に上場準備企業に出向して上場準備業務に従事、上場に成功。その後、上場企業の財務経理部門を経て独立開業する。自らもマイクロ法人を設立した経験を活かし『全ての人にマイクロ法人を』をモットーにマイクロ法人の素晴らしさを啓蒙中。

最近の投稿

PAGE TOP