東洋経済記事 40~50代のための副業・開業のススメ

東洋経済が、「40~50代のための副業・開業のススメ」というタイトルで特集を行っているようですね。東洋経済オンラインでも、有料ですが記事が読めるようです。

40~50代のための副業・開業のススメの記事一覧 | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース (toyokeizai.net)

読んだ感想ですが、確かに正しい内容を発信していると思いました。

ただ、記事を読んであまり真剣に考えすぎると動けなくなるかもしれないなと思いました。

個人的にはスモールビジネス(スタートアップとは異なり、1、2人での超小規模な起業)においては、飲食業などの初期に多額の投資を伴うものでない限りは、取り敢えず始めてみるという気軽な感じでいいと思います。

なぜなら、初期に多額の投資がない事業ならば、ほとんど取り返しのつかない失敗はないからです。

そして、初期に多額の投資が不要な事業はたくさんあります。コンサルティング、システムエンジニア、配達、動画制作・編集、士業等、1~2人で始められる事業は多くが初期投資が不要です。

初期投資が不要なら仮に事業が軌道に乗らなかったとしても大して損失になりません。

失敗のリスクを恐れるあまり、結局何もしないというのが最も大きなリスクだと思います。

弊所においても、起業・開業の相談は受けておりますが、相談者の事業の内容の多くは初期投資が不要か少額な事業がほとんどです。

雑誌の記事を読んで勉強・準備するということは素晴らしいことだと思いますが、あまり勉強しすぎると恐怖感を感じて動きにくくなる場合もあるので、そのような場合は一度、税理士等に相談してみるというのをおすすめします。

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著者:税理士 鈴木 康寛

マイクロクラウド会計事務所所長似顔絵

大手監査法人在籍中に上場準備企業に出向して上場準備業務に従事、上場に成功。その後、上場企業の財務経理部門を経て独立開業する。自らもマイクロ法人を設立した経験を活かし『全ての人にマイクロ法人を』をモットーにマイクロ法人の素晴らしさを啓蒙中。

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