- ホーム
- マイクロ法人・法人化
- 国民健康保険料の上限2万円引き上げ
国民健康保険料の上限2万円引き上げ
厚生労働省は来年度より国民健康保険料の上限額を2万円引き上げる方針を固めたようです(朝日新聞記事より)。
国会で法律を改正するものではないので、 ほぼ確定でしょう。
ちなみに、去年は同様に上限を3万円引き上げるという記事が同じ時期に出ていました。
これにより、保険料の上限は99万円/年→102万円/年→104万円/年(予定)になります。
2年間で一気に年5万円も増えます。
もちろんこれは高年収の自営業者やフリーランスにしか影響はないです。
しかし、政府がフリーランスや個人事業主を増税・増社会保険料のターゲットにしていることは間違いありません。
国民健康保険料は高齢の自営業者の加入者が多いので元々保険料が高いことで有名ですが、少子高齢化がさらに進んだことで保険制度の運用が困難な状態になっているのだと想像します。これは国民年金も同様で、だからこそ60歳から65歳の間も追加で5年間、国民年金を払わなければいけないような改正が行われるのでしょう(国民年金については下記別記事参照)。
政府はおそらく低所得層からはもう搾り取ることができないと判断したのでしょう。
今後は中所得者層への増税や増社会保険料が検討されるでしょう。
そうすると、今後も次から次へとサラリーマンやフリーランス・個人事業主をターゲットにした社会保険料や税金の増額提案がなされていくことになると思います。
フリーランス・個人事業主の場合は法人化することで増社会保険料に対応することが可能です。
今こそ法人化を検討するべき時期でしょう。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。